【製品レビュー】悪くないぞ！中華製メカニカルキーボード！【DREVO Gramr 84 Key】

　こんにちは，データ分析おじさんです。

　これまで使用していたゲーミングキーボード（ｹﾞｰﾐﾝｸﾞとは名ばかりで，ただｷﾗｷﾗと光るだけのもの）のキーが，一部反応しなくなったので買い替えを決意しました。最近は家庭で解析用コードを書いたりブログを書いたりと，キーボードに触れる機会も増えてきましたので，少しよいキーボードを買ってみようと決意しました。

　よいキーボードときて思いつくのが，メカニカル式キーボードです。メカニカルキーボードとは各キーで独立したメカニカルスイッチを保有するキーボードのことで，一般によく使用されるメンブレン方式のキーボードと比較して打鍵感が良く，打鍵音も心地良いといわれています。また，打鍵のタッチの堅いメンブレン方式のキーボードに対して，メカニカルスイッチが打鍵の衝撃を吸収してくれるので疲れにくく，腱鞘炎にもなりにくいとかなんとか。

　いざ買わんと意気込むも，さすがは高級キーボードというだけあって，有名のメーカーのものでは一万円を超えるものが当たり前のように溢れかえっています。お小遣い制のおじさんにはそこまでの出費は厳しく，そこで目を付けたのが中華製キーボード（DREVO Gramr 84 Key）。なんとお値段，4,099円（さらに6％割引で3,853円）！メカニカルキーボドにしてはかなりのお値打ち価格です。あまりの安さに，微妙な作りなのではと疑っておりましたが，実際に使用してみると想像以上にいい商品でした。

DREVO Gramr 84 Key

キーレイアウト：英語配列（84キー）
サイズ：32 x 13.4 x 3.7 cm
重量：920 g
同梱物：マニュアル（英語表記）
　　　　ステッカー
　　　　USB type-C
　　　　キーキャッププーラー

製品レビュー

サイズ感

　10キーレスなので，省スペース。これまで使用していたゲーミングキーボード（画像下側）と比較するとその小ささがよくわかります。

背面LED

　背面LEDは白のみですが，Fn + 矢印キーで発行のパターンを変更することができます。

PCとの接続

　PCとの接続は Type-Cケーブルを使用します。

　背面にはUSBケーブルのガイドがついているので，キーボードから延びるケーブルの方向を上左右から選択することができます。

軸色

　メカニカルキーボドには様々な軸色と特徴がありますが，私は黒軸を選択しました。調べた範囲では茶軸は標準的なキーボードに近い打鍵感，赤軸は軽い感触で静音，青軸はクリック感とクリック音があるため音が大きいがキータッチが軽く，黒軸は重い感触で静音といった特徴があるようです。私はキー打ちの力が強く（ｯﾀｰﾝ!），妻からもうるさいとしばしばクレームが入るので黒軸を選択しました。メカニカルキースイッチにはCherry社等の有名メーカがありますが，さすがに採用されているスイッチは有名メーカのものではないと思われます。まぁ，そこは廉価版ですので。しかし安いからと言ってチープさはありません。

使用感

　これまで使用していたメンブレン方式のキーボドと比較して，打鍵時のスコスコとした感触や打鍵音などが大変心地よいです。また，黒軸ということもあり打鍵にやや力を要するのでミスタイプも減りました。そして何よりも，廉価版とはいえ憧れのメカニカルキーボードを打っているという事実に心躍り，タイピング作業が非常に楽しくなるという大きな副次効果が得られます。私の鍵押しの特徴と黒軸の特徴がぴったりとあっているのでいくらでもタイピングが続けられそうですが，人によっては鍵押しに若干力を入れる必要があり慣れないうちは手が疲れかねませんので，初めてメカニカルキーボードを購入する場合には赤軸や茶軸を選択するほうが無難かもしれません。

　会社支給のPCやこれまで使用していたキーボードのキー配列は日本語配列だったので，英語配列のこちらのキーボードに慣れるまでは時間がかかりそうです。正直言って，英語配列を選んだ理由には見た目がかっこいい（?）から以上のものがないので，日本語配列のものを選択すればよかったと思わなくもないですが，英字配列に謎の憧れがあったので後悔はしていません。日本語配列のメカニカルキーボードはそう多くないので，安くかつ日本語配列のメカニカルキーボードとくれば，選択肢は以下のあたりになるでしょうか。

まとめ

　廉価版ではありますが，初めてメカニカルキーボドを手にしました。安く手に入るメンブレン方式のキーボードと比較して打鍵感や打鍵音は格段に良くなり，何よりメカニカルキーボドを打っているという事実だけでタイピング作業が楽しくなってきます。

　私としては今回の買い物は非常に成功したと考えています。皆さんもPC周りのガジェットを更新してみてはいかがでしょうか?作業効率が上がること間違いなしです。ただし，キーボード沼にハマってしまわぬようご注意を。私は今回の選択に満足しているので沼にハマることはなさそうですが，赤軸や青軸の打鍵感もいつかは試してみたいですね。