こんにちは、データ分析おじさんです。先日、データサイエンティスト脂肪の若い学生さんお話する機会がありまして、「資格ってぶっちゃけどうなんですか?」という話題に。実務で成果が出せれば資格はマストじゃない一方で、若手で転職考えてたり職種変えを視野に入れる人はどんな資格をを取るべきか? 学生さんは就活に向けて「これ持ってるといいよね」ってものは? そうした実践的な視点で、データサイエンティスト向けの資格をざっくりとまとめてみたくなったのが今回のきっかけです。
対象読者
- 転職や職種変更を考えている若手…資格で自分の「何かできる感」を示したい方へ
- 学生さん…就活で武器になるスキルや、IT/分析への興味を形にしたい方へ
- 今は実務メインだけど、将来的にスキルの可視化をしたい人へ
1. Python系
Python3エンジニア認定基礎試験
Pythonの文法に慣れる目的で。初心者向けで合格率も高めなので、「Python触ったことあります」くらいのプロフィールに。
Python3エンジニア認定データ分析試験
実用ライブラリ(pandasなど)を使う力を証明できるステキな一枚。合格率はけっこう高めなので、自信にもなります。
2. 統計系
統計検定(4級~1級)
- 4級・3級:統計への初歩的な入り口。短時間学習でも挑戦でき、学生さんにも◎。
- 2級:大学基礎レベルの知識。実務分析に直結する統計力の証明になります。
- 準1級・1級:さらに理論を深めたい人向け。研究職や高度な分析業務志望にピッタリ。
データサイエンス基礎(DS基礎)
Excelを使ったデータ分析スキルを確認できる入門資格。合格率はおよそ60%前後で、学生や若手社会人に人気です。「統計は難しい」と感じる人も、実務に近い形で分析の流れを学べるのが特徴です。
データサイエンス発展(DS発展)
大学教養水準の統計・数理・AI倫理を扱う中級資格。合格率は60〜65%程度で、理論と実務を橋渡しできる力を問われます。若手や実務経験者がさらに一歩スキルを高めたいときにおすすめ。
データサイエンスエキスパート(DSエキスパート)
高度なモデリングや統計理論を問う最上位資格。合格率は30%前後と難関で、専門職や研究職を目指す人向けです。実務でも研究でも、強力なスキル証明になります。
「統計の概念をさわっていた」「分析ができそう」ってことを一枚で示したい若手には強い味方。
3. AI/機械学習スキル系
G検定(AIリテラシー)
AIそのものやその活用に関する広い視野をアピールできる資格。DXに関わりたい人や、AIの全体像を知りたい初心者に。
E資格(DL実装スキル)
エンジニア級の実装スキルの証明に。専門性が高いので、AIエンジニア志望なら価値大ですが、まずはG検定がオススメ。
4. IT全般・DB系資格
基本情報技術者試験
IT全体の土台づくりには定番。IT初心者が”この分野わかってる”ってのを形にするにはちょうどいい資格です。機械学習モデルの開発そのものに興味が強い場合は、IT基礎よりも機械学習技術そのものへの理解のほうが大切なので優先度を落としてもいいかもしれない。
DBスペシャリスト試験
DBの設計・運用に詳しいってことを示す超高度資格。現場でデータ基盤構築とかに関わるなら強い。
OSS-DB認定(Silver/Gold)/オラクルマスター(Bronze〜Platinum)
いずれもDBスキルを具体的に示したい人向け。OSS-DBはコストも低くて実用的、Oracle現場に強いならオラクルマスターもあり。
「分析の前に、データを扱う基盤を理解してる感」は実務でも信頼につながる。
番外編:Kaggle
資格じゃないけれど、Kaggleのようなデータ分析コンペへの参加って、実務力や学習姿勢をバシッと見せられる「現代版ポートフォリオ」の役割を持つんですよね。たぶん2段構えで効く感じ。
Kaggle(コンペ参加)の強みとは?
- リアルな実務に近いデータ課題で腕試し
「実社会にあるデータ」や企業提供の課題でモデルを作れるから、単なる演習とは一味違うんだよね。 - 学びと成長の場として最高
上位者のノートブックで手法やパイプラインを丸ごと見られるし、細かい工夫やチューニングのテクニックも吸収できる。 - グローバルな基準で自分の立ち位置がわかる
ランキングやメダルは、学びのモチベーションになるし、「どれくらい通用するかな…?」の目安にも。 - ポートフォリオとして強力
単に「資格取れました」だけじゃなく、「実際にこんなモデル組めます、こう考えてやりました」って見せられるのは説得力バツグン。 - 就活や転職で刺さるケースも多し
Kaggleで成績を残した人がスカウトされたり、転職につながる例も多いので、自己PRにもかなり効きます。
5. まとめ
- 最初の一枚に:Python基礎試験/統計検定3級/基本情報技術者
- 分析に踏み込んで:Python分析試験/DS検定/G検定
- 実務や専門性に向けて:E資格/DBスペシャリスト/統計検定2級以上
実務で成果出せてるなら資格は不要。でも、「まだ見えていない価値を今のうちに見せたい若手や学生にとって、資格は立派な自己紹介ツールになる」かも。
一覧表
| 区分 | 資格名 | 概要 | 難易度(合格率/目安) | おすすめポイント | 対象者 |
|---|---|---|---|---|---|
| Python系 | Python3エンジニア認定基礎試験 | Pythonの文法・基礎プログラミング力を確認 | 約75〜80% | 初心者がPythonを学んだ証明に最適 | 学生/社会人初心者 |
| Python3エンジニア認定データ分析試験 | pandas, NumPyなど分析ライブラリ活用力 | 約80〜82% | 実務的な分析スキルのアピールに◎ | 学生/若手/実務家 | |
| 統計系 | 統計検定4級 | 中学数学+統計リテラシー | 約70〜80% | 統計の入口。短時間学習で挑戦可 | 学生(文理不問) |
| 統計検定3級 | 高校数学レベルの統計基礎 | 約60〜70% | 初心者向け。体系的な統計入門に | 学生/社会人初心者 | |
| 統計検定2級 | 大学基礎レベルの統計知識 | 約45〜55% | 実務分析の基礎力証明。就活・転職で効果大 | 学生上級/若手/実務家 | |
| 統計検定準1級・1級 | 実社会応用/高度統計理論 | 準1級 30〜40%、1級 20%前後 | 上級分析者・研究志望向け | 実務家/研究志望学生 | |
| データサイエンス基礎(DS基礎) | Excelを使ったデータ分析スキル | 約60% | 学生・若手社会人に人気、実務寄り分析力 | 学生/若手社会人 | |
| データサイエンス発展(DS発展) | 大学教養水準の数理・統計・AI倫理 | 約60〜65% | 中級者向け。理論と実務を橋渡し | 若手/実務家 | |
| データサイエンスエキスパート(DSエキスパート) | 高度モデリング・統計理論 | 約30% | 専門職・研究職向けの最上位資格 | 実務家/研究者 | |
| AI系 | G検定 | AI・ディープラーニング基礎+倫理 | 約60〜78% | AIリテラシーの証明。DX推進人材向け | 学生/若手/ビジネス職 |
| E資格 | ディープラーニング実装スキル(要認定講座) | 約60〜70% | AIエンジニア専門性を強く証明できる | 実務家(エンジニア志望) | |
| IT基礎系 | 基本情報技術者試験 | IT基礎(アルゴ・DB・ネットワーク等) | 約25〜30% | ITリテラシーの土台固めに | 学生/若手社会人 |
| DB系 | DBスペシャリスト試験 | DB設計・運用の高度国家資格 | 約15〜18% | データ基盤に強みを持ちたいエンジニア向け | 実務家(インフラ/DB志向) |
| OSS-DB認定(Silver/Gold) | PostgreSQL中心のDB運用スキル | Silver 約70%、Gold 約30〜40% | 実務DBスキル証明。コスパよし | 学生上級/若手/実務家 | |
| オラクルマスター(Bronze〜Platinum) | Oracle DB運用・SQLの段階資格 | Bronzeは易しい、上位は難関 | Oracle環境での信頼性証明に | 実務家(Oracle利用企業) | |
| 番外編 | Kaggle(データ分析コンペ) | 世界規模の実データ課題に挑戦 | 合格率なし(順位・メダルで評価) | 実践スキルをポートフォリオ化 | 学生/若手/実務家全般 |



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